muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

ケンブリッジに試験を受けに行ってきました。

ビザの更新に必要な英語の試験を受ける必要があり、私の住む市では試験会場がなかったので、一番近くのケンブリッジで試験を受けることになりました。

イギリスでの学歴が証明できない場合は、英語力の証明をする必要があり、試験費用なんと155ポンド。(今日のレートで約25,000円くらい)こちら20分程度のスピーキングとリスニングのテストで、当日出会った受験者とペアになって会話していくという試験です。

泊まりあけの翌朝準備して、電車で行くことにしました。こちらの方々すぐに給料が低いとかってストライキして電車が止まったりするので、オットの友人が鉄道会社に勤めているため、一応確認したら稼働しているとこのでした。というか言わせて貰えば、私たち介護職の賃金の方がもっと低いっていうのに、私たちがストライキなんてしたら、人殺し扱いされかねないから、みんな黙って仕事しているって感じです。

宿は安宿を2泊取りました。2泊で237ポンドなので、試験費用とそんなに変わらないのに2泊できちゃう(笑)

私たちの住む街からケンブリッジまで1時間半の電車の旅でした。ケンブリッジ駅に着くと、やっぱりケンブリッジだけあって、学生も多いし、なんと国際色豊か!街を歩いている人々からは英語以外の言葉が聞こえてくるんです。

いつも少数派に感じる私も、ケンブリッジには居心地の良さを感じました。

安宿と言いながらも2泊2人では十分なお部屋でした。壁が薄いから天井の足音や隣の部屋の音が聞こえるので、旅行メインで行くなら、あまりお勧めしないかもです。

食事はネットで近くのお店を調べていくという方法にしました。初日はステーキ(笑)

ガッツリと頂きました。

試験会場はビジネス系の大学だったようです。

試験時間よりも大幅に早くついて、近くの机でイメトレでもしようかと思ってたのですが、すぐに待合室に案内されて、荷物、携帯全て預けることになり、パスポートを片手に何もできずにひたすら待合室で時間が来るのを待つ状態でした。時計も預けるので、何時だかわからない状態。

待っている間に3人の試験関係のスタッフが待合室にいたのですが、彼らが話し始めました。静かに聞いていると、彼らも移民のようで、彼らも彼らで自分のキャリアについて自分のやりたい仕事とは違う仕事をこうして試験スタッフとして働いているようです。それを聞いたら、母国ではそれなりの学歴を持っていたり、職務履歴があったとしてもみんなどの国の人もイギリスでの理想的な仕事に就くのはそんなに簡単じゃないんだなぁとしみじみと自分と照らし合わせて、元気をもらったのでした(笑)

2日目の夕飯はシーフードに。ニンプが魚介食べていいのかって話なのですが、生牡蠣はオットが楽しく食べていました。ニンプでも食べていい海鮮を頂きました。

3日目はゆっくりと起床し徒歩で楽しめる市内を観光。駅の近くにあるショッピング街やら教会をおとづれたり、庭園を楽しみました。


出産前に2人で旅行しようと言いながら、予算が組めなくて、なぁなぁになっていたのですが、今回は試験を受けるという理由で2泊の旅行ができたのは、良かったと思います。珍しく大きな喧嘩もありませんでした(笑)

ケンブリッジだったら住みたいなぁと思いました。自分のキャリア磨いてケンブリッジでいつか働けるくらいになりたいなぁと思ったり(笑)

試験の結果は1週間程度とのことでしたが、試験を受けて4日ほどでメールで通知が来ました。結果は「合格」でした。これでビザ申請に必要な書類が一つ確保できました。ビザの更新料も半端なく高額ですし、試験料も高額ですし、出産も控えているし、私たちってこれからどう生き抜いていくのか、サバイバルゲームのような心境です。