muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

私だけじゃなかった!

実は昨日はベイビーシャワーという産前に赤ちゃんの妊娠をお祝いするパーティーをしました。元々はアメリカの文化らしいのですが、最近はハロウィンもイギリスでもやるようになって、アメリカ文化に影響を受けているようです。

こっちのパーティーの企画って苦手です。日本なら、会費集めて気を遣わないような企画とかできるんですが、こちらはホスト主催者側が食べ物やら場所の予約やら全部自分たちで用意して、招かれた側はプレゼントを持ってくるとか、自分用の飲み物や差し入れでスーパーのクッキーとかマフィンとか持ってきてくれます。

このプレゼント文化がなんとも気まずくて、プレゼントを置くテーブルをわざわざ設けて、パーティーに招かれた人たちはプレゼントがある場合はその机に置いていくっていう流れです。(持ってこない人もいるけれど。)目の前でプレゼント開けるとかそういう文化ではなさそう。少なくても私の住む地域では。なので、プレゼントの紙袋には差出人の名前が書いてあったり、紙袋の中に、メッセージカードが入っている感じです。そして誰から頂いたものか後で分かる。みたいな。

プレゼントのお返しとか考えなくちゃとか思うのですが、ホスト側はそういうことしないんですよね。するのかな。その方法すら分からん。なので、私の知る限りでは食事の提供とみんなで飲んだり食べたりする時間を楽しむ。みたいな。

もちろん、レストランを予約して、割り勘で、その場を楽しむ方法もありますけど、プレゼント持ってきてくれるとか思うと、パブで何杯かご馳走するのはこちらの気持ちの表し方というか。。

昨日は地元のホールを借りて、子ども連れの家族も子ども達が走り回れるようなところにしました。

オットの友達が一番盛り上がって、企画されたパーティーなので、私とオットはどちらかというとやらなくてもいいかなの方だったのですが、なんだかんだオット側の家族やら友達が集まる会ですからね、オットもっと頑張れよって思うんですが。場所の予約やらパーティーグッズの用意やら私とその企画者で話を進めていました。オットが直前で頑張ってたのは2リットルのウォッカを使ったパンチかな(笑)

メインの食事は、ピザやサンドイッチだと作る時間も手間も経費もかかるので、私が考えたのは日本のカレールーを使ったベジタブルカレーとオットの作った豆と牛挽肉で作るチリコンカーニをおかずにして、ご飯を炊いて、それでお腹を膨らませてもらうという「かさ増し方法」で乗り切りることにしました。我ながらナイスアイデアだと思っています。

ホールはキッチンも借りれるので、ご飯はラップで小分けしておいて、電子レンジで温めて、カレーとチリコンカーニは鍋ごと温め直して、各自で取ってもらうようにしました。


写真撮るの忘れてしまいましたが、結果成功したと思っています。


話が長くなってしまいましたが、本題はここからで、実は以前に書いたお話のことです。

以前、人に物を投げられたことを書いたことがあります。

muracoukdays.hatenablog.com

実は昨日のパーティーの企画者エイミーは以前に訪れたあのエリアにお住まいのまさにエイミーの家に行く時に起きたことでした。

なので、昨日のパーティーにはエイミーの前の彼氏の実娘のCici(シーシー、ニックネーム)がパーティーに来てくれていました。こっちって、というか私の周りは、なんだか複雑な人たちが多いのですが、婚姻関係がなくても、事実婚のように生活している人は多いし、企画者のエイミーのように、今は付き合っていなくても当時付き合っていた彼氏の実娘を今でも娘のように連絡を取っているなどの関係を保っている人もいます。

そして、私が物を投げられた話が昨日何かの拍子に出たのですが、なんとCiciも彼氏と車でエイミーの家に行った時に、彼らは自転車に乗った子ども達に道をふさがれた事があるようです。まさに車の目の前に自転車で道をはばむという状態。

私が女だからとかアジア人だからとか妊婦だからというのは関係なく、その子ども達の家庭環境もしくは彼らの性格なのか何かしらのバックグラウンドがあって起きていることだとわかりました。

私だけじゃなかったんだ!

と言って、気持ちが晴れるわけじゃないけれど、自分で自分を差別の対象にして、自分で被害妄想していたのかという感情も出てきて、なんだか不思議な気持ちになりました(笑)

ベイビーシャワーは基本女性だけでノンアルコールでやるらしいですが、私達らしくないので、私達らしいベイビーシャワーができて良かったなということと、結果、やっぱやって良かったと思えました。オットの両親もオットの友人に会えたりなど、いつも話題に出ている人と直接会うことで、より親睦の輪が広がったかなと思いました。