muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

血の気が引く経験

自分が「あ、なんか頭の血が引いてる感覚がする」と思う時は、かなり自分が我慢しているというか、限界であるというサインであったりします。
最初にその体験をしたのは、カナダのワーキングホリデーから日本に戻ったあと、日本で入社した会社でした。

自身が今まで外資系企業(と言っても、全員日本人で本社がアメリカってだけ)だったのと、新卒だったのでそれはそれは可愛がられて育ったのもありました。

あとは少なくてもカナダで生活したカナダ感みたいな感覚のまま日本に戻ってきたので、ギャップの激しさに驚愕。

仕事を始めて3ヶ月くらいの会社の朝礼。泣きながらパソコンのキーを打つ同僚達。私もだけど。
毎朝社訓をいうという会社の文化にも慣れませんでしたが、「頭の血が引いて、吐き気を感じる」経験をしたときに

この会社で私は貢献できないと確信しました。
そして、今回第二の「頭の血が引いて、吐き気がする」という経験がまさにここ2週間くらい続いています。

その理由としては、義両親の家にまだ住んでいること。
そもそも今の生活スタイルが自分には合っていないのかもということ。
そして、イギリスの住宅事情です。

イギリスは賃貸よりもローンを組んで物件を購入する方が割安というのがお馴染みのようです。

夫は十分な収入がないので、私もローンの頭数に入れるのに、日本で言う正社員的な立場になるのに8ヶ月かかりました。

そして、いよいよ家を探すとなっても、なんとこのコロナ(COVID−19)の影響で在宅ワークで良くなった都心の方々や、流動資産より不動資産でしょ!
というリッチな方々がこぞって地方の家を買い占めるという状況が起きています。
それはなけなしのお金を一生懸命ためてようやくローンを組もうとしている私たちにさえ、内覧に行く家すらないような状況になっています。
そして、驚きなのがエージェントが指し示している家の価格があったとしても、それよりも上の金額を提示すれば、その人が手に入れられるという世界。
もちろん、現金で一括払える人なら、即日購入って感じですよ。
もう家のセリ戦争って感じです。
そこで、いいなぁと思った家があったとしても、書類を交わすまでは数秒前だって欲しいと思った家は姿を消すという現状なのです。

そんな現状の中で生活している私。
結構血の気引いてます。

人生ってまだまだ自分が経験したことがないことがたくさんある。
私自身の糧と思うと、パワーアップし続けてるムラコって思う。

うん。f:id:muracoukdays:20210912030327j:plain

インスタ最近あげてませんが、よかったら見にきてください。
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最近のムラコ

10ヶ月経っても慣れないイギリス生活。そしてますます労働時間が増える介護の仕事。在宅ワークの仕事は慣れない環境にオフィス365をMacBookで使いこなせずストレス。

職場の人と初めて飲みに行って楽しく帰ってきたら、なんの連絡もなくオットの妹の子どもが私の私物置き場に寝ている。
(まぁ、義両親のお家なので私の方が荷物を置かせてもらっていると大人対応で言えばそうです)。

その子はその妹の実子ではなく、今回一緒に住んでいる兄からその話を聞いたりで、ショックで一時預かりしたそうです。

まぁ、その妹さんも色々背景はあるのですが。

イギリス側の家族、結構とっ散らかってる感じの構成です(笑)
私はこの状況を全てのイギリスの家族に当てはまるとは思っていません。

そして、私の荷物は当然無断で、部屋から出されており義父から「荷物が多いからガレージに置いたほうがいい。うちの子どもたちも泊まりに来たりするから」とさ。

いやいや、事前に連絡くれたら荷物移動しますけど?と思ったり。私、その日の夜自分のパジャマすら取り出せずに近くにあったオットの短パンを拾い上げ、上半身は何も着る物がなくて、そのままガウン着て寝ました。

そんなストレスがある中でも光栄なこともありました。

私、「ゴットマザー」に任命いただきました。
オットの親友が去年の12月に亡くなられました。ガンが発覚して3ヶ月で。
新生児を残して息を引き取りました。

その方の妻さんから私達フーフともうひとペアのエンゲージほやほやのカップルです。

最初ゴットマザーってなんじゃ?って思ったのですが、エンゲージほやほやの女の子が「嬉しすぎるわ!もう!興奮しちゃう!」と言っておりました。

私も空気に任せて、嬉しいです!ありがとう!と言ったけど、「ゴッド」「マザー」っていう単語聞くだけで、親の役割するんか?と思う程度でした。
そして今日調べたらこちら

kotobank.jp

かなり光栄なことでしたね。血が繋がってないけど、家族の一部みたいに思ってもらえるとのことかしら。

そして、今日もう一つ。

夜勤明けで特に色々とインシデントが起きた昨日の今朝はかなりの疲労でした。

そんな中、シフト交代のスタッフさんと話をして心が癒され、もう少しこの介護の仕事頑張れそうって思ったら空にレッドアローズが美しく「くの字」を二つ作ってお空を飛んで行きました。美しいほどの45度!気分よかったー!

ja.wikipedia.org

曇った空がデフォルトのイギリスですが、きちんと赤色が見えて、感動。

最近思ったこと。

年齢重ねてても、人生初めてのことなんてこれからもたくさん起きるんだろうな!

悔しかったり、嫌だったりすることもあるけど、色んな意味でパワーアップしてる感じがする。

けど、辛かったらおやすみしよー!って思いました。

10ヶ月経ってしみじみ思うのはね、やはり日本の商品てどれも優秀!
そして質が良く頑丈!
外に出てわかる日本の素晴らしさ!

ホンダシビックも日本にいたらあまり何とも思わなかったけど、デザインかっこいい!

トヨタは結構ほら、有名なんだけれど、ホンダもいいね!って思いました。(何故に上から目線だ;苦笑)


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仕事仲間の思いやり

今月から介護の仕事も泊まり込みのシフトが1日おきで入るようになりました。

 

この生活スタイルなかなか慣れず、シフト上がりは家に帰るとお昼寝して目が覚めても身体が動かないと言う疲労ぶり。

 

前の仕事では国際青年育成のプログラムに携わっていたので、青年達と同じ宿舎にとまり、緊急連絡先電話を握りしめていた日々。

プログラムのスケジュールで動いていたので世の中のカレンダーとは違う動きしてました。

 

その経験あって少しは介護のバイトも乗り越えられるけれど、やはり対応する対象が違うと使う神経も違うので、慣れるまではキツイですね。

 

ある日の朝は、仕事場で疲れすぎて「何しにイギリスきたんだっけ。」なんて思ったりしました。

 

今朝は車との接触事故起こしそうで、泊まり込みのシフトで通い慣れ始めた道路での気の緩みを感じました。

 

そんな朝、シフト交代の職場スタッフさんが私が泊まりの日なので朝、お庭からお花を摘んでスタッフルームに飾ってくれました。

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こういうスタッフ間の思いやりってすごい嬉しいですよね。

なんか、頑張ろって思えるし私もこういう気持ちを忘れず過ごしていきたいって思いました。

 

今日も泊まり込み乗り切ります。

 

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2020年東京オリンピックが開幕されましたねっ!

東京オリンピックが開幕されましたね!

日本とイギリス夏時間の時差は8時間なので、イギリスで開幕式を中継で放送されるのはお昼時間のお空が明るい時でした。

異国の地で自国のオリンピックを見る感じって少し不思議な感じがします。

昨日は、女子サッカーをテレビで見ました。
しかも、イギリスと日本の対戦。

日本女史の力強さが試合で感じることができました。
結果残念ながらイギリスが1点獲得して試合終了となりました。

義父の日本チームに対する嫌味な言葉を聞きながら、冗談でもそう言う言い方ないよねって思って見ていた試合でしたけどね。

そして、介護のバイト先でもオリンピックの中継を住居者さんが見ていました。
今日はヘルプで入ったお家でしたが、そこで放送されていた新体操の中継です。

放送で選手の年齢が流れると住居者さんが、

「91歳かぁ。オラたちよりも年上だなぁ」

とコメント。


ん?

91歳の新体操オリンピック選手ってすごいよね。。。

と思ってテレビを見てみると、19歳の選手でした。


いやぁ、心がほっこりの瞬間(笑)


7月7日に携帯を紛失してから、ようやく携帯を手に入れました。

よかったらインスタグラムも見にきてくださいね。

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渡英から9ヶ月目ですって

今日で渡英から9ヶ月目になりました。

いやぁ。毎日ホームシックですが、9ヶ月経つんですね。天気がいい今日は少し気持ちも明るい気持ちになります。

在宅勤務のお仕事も引き続きいただいており、お庭でお仕事できるのってなんだかありがたいですー。

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昨日、日本の家族から日本食が届きました!なのでケチケチ使っていたお蕎麦を今日は自分のためにそばサラダを作りました。

たらふく食べましたっ!
おせんべいも、チョコレートも、欲望のままにほおばりました。(笑)

そして、今日19日はイングランドでのマスク着用の解禁日でもあります。
驚いたのが、クラブでカウントダウンが行われみんなで踊りまくるという姿がニュースに。

www.walesonline.co.uk

この密度。

三密という言葉がどこにも見つからない状態です。

海外の方はマスクをするイメージがなかったのですが、去年の10月から渡英してマスクをしている姿を見たときに、この感染症はマジでやばいと認識されているやつじゃん。

と思うほどでした。

渡英して少なくても9ヶ月はマスクを着用している人々の姿を見てきたムラコですが、明日街に出た時にはどんな光景が待っているのか、怖くもあります。

ワクチンを接種しても、感染するときは感染するのがウイルスの怖いところなのにと思いながら。。。


携帯電話をようやく手に入れました。7月7日に紛失したので、携帯電話に「織姫」という名前をつけました。

欲しくて買ったというより必要に迫られて購入したお買い物ってあんまり楽しい気持ちにならないですね 笑

必要経費って感じです。

インスタグラムもよかったら見にきてくださいねー!
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ルバーブってご存知ですか?

イギリスに来て今まで馴染みのない食材を経験していますが、その中に「ルバーブ」という植物があります。

庭付きのお家が好きでこだわりのあるイギリス人の方々の庭先にはほとんど生えているかと思います。

見た目、すごい雑草みたいでこれを食したいかと聞かれると即答は難しいような風貌なんですよ。

先日携帯を紛失してから写真が撮れないのが残念ですが、いつか機会があったらお写真を載せたいと思います。

そして、そのルバーブってサイトで軽く検索してみると「葉っぱは有毒」「茎食べる」「酸味ある」「食物繊維がある」とのこと。

ja.wikipedia.org

私はバニラアイスクリームと一緒に頂いたことがありますが、意外と美味しいですよ。
あとは、カスタードクリームと食べる場合もあるようです。

ぜひ何かの機会があったら作ってみてください!

日本だと、軽く検索すると長野県?にありそうですねっ!
www.iijan.or.jp


携帯紛失してから更新できていませんが、よかったらインスタグラム見にきてくださいねっ

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EURO 2020 イングランド対イタリア決勝戦(感動したお話とモヤついたお話)

一昨日のことですが、イングランドとイタリアの決勝戦は本当にいろんなドラマがありました。

私は介護先のお家でユニフォームを着て応援です。その日は夜勤だったので、試合はこちらの住居者さんのお家で見せていただきました。

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私たちに馴染みのあるサッカーはこちらではフットボールと呼ばれています。

イングランドが試合に勝つたびに、イギリス発祥のスポーツであるフットボールが自国に戻ってきた(多分、私たちに風が向いたっていう感覚なのかな)
オットに聞くと「我が国で生まれたフットボールが世界中に広まったが、そのフットボールが我が国に戻ってきた!また負けるなん言わせない絶対!勝利だ!」と言う感覚のようです。

お歌がこちら。
youtu.be



私は大学時代にフットボールが好きな先輩と会い、「お兄ちゃん」と呼ぶほどの存在の方がいます。

その方から、フットボールは最後の最後までわからないということを教えてもらいました。

それに、私自身が地元埼玉県で埼玉国際ジュニアサッカー大会というボランティアをしたことがあります。

会場はもちろん埼玉スタジアムです。
そこで少年たちが各国の少年たちとサッカーの試合をするトーナメント戦なのですが、そこでも試合終了の30秒というところで、ゴールキーパーがつかんだボールのスピンが強すぎて両腕から離れゴールが決まった瞬間などを実際に見ているので、なんともフットボールとは何が起こるか分からない試合です。

時々私は、試合には悪魔(?)天使(?)何か特別なものが住んでいるんじゃないかと思うことがあります。

余談ですが、もちろんそのボランティアで目にした場面でゴールキーパーの子の泣く姿を見て、私も一人涙していました。(笑)
でも、そのことが将来いつかその子やチームの子達の人生の学びに絶対になる!って思ったりしました(親でもないんだけど 笑)


そして今回の試合も、延長戦に延長戦をへて、ついにペナルティーという状況に。
ゴールキーパーと選手が1対1で向き合う緊張の瞬間です。
5回のチャンスがあり、1点だってミスれないという極限ですよ。

結果、イングランドが最後の1点を逃し、イタリアが勝利ということになりました。
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日本にいる友人から教えてもらってGoogleで検索したら、なんと花火が上がっております。

最後に選ばれたイングランドの選手は25歳の選手だったようです。

ゴールを決められなかった瞬間の彼の顔とチームの空気感、その反面イタリアの発狂するほどの喜びの映像を見ていると

これまた涙が出てしまいました。たくさんのプレッシャーを抱えた中での1点を決めることの極限の気持ち。そしてそれを達成できなかったときの気持ち。

それを思うだけで、苦しくなってしまい・・。
投影しすぎかな。私。
だって、それくらい自国の試合ではなくても気持ちが入る試合でした。


試合後のニュースではカップルが写り、泣いている彼氏を彼女が抱きしめて慰めている映像が映ったり。

男泣き。。。全国放送。

すごいな、フットボールの威力。

そして、なんと今回のイングランドの監督も同じようにペナルティでゴールをカットされた過去があるらしく、その話を聞いたら、余計にまた心にジーンときてしまいまして。
今回最後にゴールをカットされてしまった選手はSAKA(サカ)くんと言うのですが、ゴールをカットされた時のサカくんを強く強く抱きしめる監督の姿は胸が熱くなりました。

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Bukayo Saka: The A* student who has 'never been afraid to stand up and be counted' | UK News | Sky News


むらこがまたモヤついたのが、今度はイングランドのファンの中で、人種差別的なつぶやきが投稿されたことです。

そう。今回偶然なのでしょうが、ペナルティーでゴールをカットされた選手が全て有色人種選手でした。f:id:muracoukdays:20210713171428p:plain

そこで、なんと選手に怒りが向かう。
なんということだ。

みんな遊びで試合してるわけじゃないんだから、まずは決勝まで進んだチームを讃えるとかじゃないの?
とモヤつきました。

そして、オットもオットです。
「もうパスタ食べない」と言う態度。

呆れて物が言えません。

ってか、そういえば昨日の夕飯にピザ食べてた!!!
ピザもイタリア料理じゃないの??(はぁ。。)

というか、私は自分が知らないオットの姿を見て、日本にいるときは気づかなかったモヤ場面に自分もまたモヤつくのでした。

携帯は紛失してからまだ購入していないのですが、インスタグラムよかったら見に来てくださいね!
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