muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

ガルガル期

初めて聞いた言葉でした。

韓国で3人のお子さんを育てている海外先輩ママのお姉ちゃんが教えてくれた「ガルガル期」

 

https://kidsline.me/magazine/iryou/953

 

ことの発端は、オットの右目の上に腫瘍が見つかり、手術が決まった事で仕事が休みになり家にずっといること。もう3週間くらいいるんじゃないかな。ほとんどゲームしてるけど。

 

義母が3か月前から左目に何か感染して目の表面がブヨブヨになってて、失明するかもしれないとパニック状態になっていること。(数日前に死ぬかもしれないと発狂状態になった)

 

そして私がどこかから風邪ウイルスに感染し、その流れで扁桃炎になって身動き取れないくらい体調不良だったこと。両親も日本に帰って全部自分で育児管理してたから疲れもあったかと。

 


この中で普通に日常生活が送れているのがオット。


義母は私たちの子ども(プンタ)が初孫って事もあり、精神的にパニックになっているなら、孫を連れて義母に会いに行ってあげたいと思っていました。

でもムラコは超絶体調不良で、ここで無理すると今後に悪影響。

 


なのでオットに、粉ミルク持ってプンタと一緒に義母に会いに行ったら?と提案したんです。

 


もともと粉ミルクもおしゃぶりも、軽蔑の眼差しで使うことを否定していたオット。うちの両親にかなり失礼な態度とってました。

今でもおしゃぶりは、アンチです。

 


でも粉ミルクもおしゃぶりも私の両親がイギリスにいる時にプンタが粉ミルク飲めたり、おしゃぶりできるようにしてくれたんです。

ムラコが体調崩したり、母乳が出ない時や、1人で子守りする時に少しでも育児をしやすいようにと。

 


夕方に疲れが溜まると泣くプンタや両親の帰国直前にロンドンへ滞在した時に粉ミルクの大事さをようやく分かったオット。

今では自分から作るようになりました。

 


オットはプンタと義母に会いにいく私の提案にはすぐには「うん」と言いませんでしたが数日して、思い立ったかのように「今から粉ミルク持ってプンタと実家に行ってくる」と言い出しました。

 


とっさの出来事に、「え?」って思ったのですがもともと私が提案したこと。

 


戸惑いを隠しきれずに少し機嫌悪いムラコ自身を自覚しながら、粉ミルクの用意をして、プンタにウインターコート着せて、昼寝の最中のプンタに「おばあちゃんの家行ってらっしゃい。気をつけてね」って小さく声かけて見送りました。

 


そして2人が出かけた瞬間、とてつもない恐怖心に襲われたんです。

 


プンタはこのままもし向こうの家で育てられても、粉ミルクも飲めるようになっているし、私がいなくても生きていけるんだ。

 


と言うことは、私は赤ちゃんを取り上げられてしまう事が最悪起きてしまう事もあるんだ。

 


子どもは産みの母親を知らず、お母さんがどんな人かも分からずに育ってしまうんだ。

 


どんどん悲しい気持ちになりました。

 


オットは出かける間際に「ムラコも少しお昼寝できるでしょう?」って言ってたんですけど、まだ素直に喜ぶ事はできませんでした。

 


オットが実家にいる間にもプンタの写真を送ってくれるんですが、喜べない。

 


4時間くらいして、2人が帰ってきました。

ちょうど胸の張りも感じてくる時間でした。

 


そしてずっと良い子にしていたと聞いて4時間ぶりの再会に息子の成長を感じました。

私がいなくても泣かずに良い子でいたプンタ。

おばあちゃんの癒しになったプンタ。

数時間しか離れてないのにたくましさを感じたのでした。

 


これって首が座ったり、寝返りできるようになったらまた感動するのかしら…

 

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