muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

あれからもう2ヶ月以上もブログを書いておらなかっただなんて・・・

5月の2週目から6月の2週目くらいまで、日本に一時帰国をしておりました。確か4月にロンドンにある在英国日本大使館にオットのビザを申請に行ったお話はしたと思うのですが、そこから今日まで何をしておったんだ自分はという感じです。

それなりに色々しておりましたし、色々起きた模様です。って自分のことなんですけれど(苦笑)

最後の投稿がジーンズが破れて、近所の人のメモもらって、そして帰国目前ってとろこで止まっておりましたが、無事に日本に帰国することができました。関東の5月は気温も天気も良くて、日本の入国準備はとても大変でしたが、いい時期に帰ることができたなぁと思うことができました。

18ヶ月の歳月を経て、飛行機が離陸した瞬間、自分の右足から地上を離れる感覚を覚え、気づいたら布マスクに目の下から2本の濡れた跡が残るという現象が起きました。自分が一時帰国をすることを夢見て、飛行機が飛び立った瞬間、私は何かの解放感なのか、今までの気持ちなのか、涙が出るというのが最初のリアクションでした。自分でもその時にならないと分からないなぁと思っていたので、自分の反応をそのまま受け入れる感じでした。

今まで書いていなかったことをさかのぼって書くとたくさんネタがありすぎて、もう今を書こうと思っています。

その中でも大きな出来事を挙げてみると、

まず1つ目は、家に猫がきました。(オット友人がロンドンに引っ越すため、猫までは引き取れず、私たち自身の生活もヒーヒーなのに、動物が家にきました。名前はすでに「キットキャット」って名前があって、キットカットを思い出させるような名前。9歳の女の子です。

2つ目は日本から帰国し、2日後にコロナの陽性反応が出て、これで2回目のコロナに感染しました。イギリスご存知の方も多いと思うのですが、マスクしてる人って薬局の方とか病院の方で、逆にマスクして歩いている人、99%おりません。そんな中、多分イギリス戻る時に滞在した、アムステルダム9時間の空港待機で感染した模様です。ワクチン3回接種していたんですが、感染しますよ。ただ苦しんだ日数が1回目のワクチン接種していない時より短いだけなので、短縮版の苦しみはありました。

3つ目はどうやら人の親になる模様です。日本の帰国の直前に判明したというサプライズなのですが、二日酔いに似た気持ち悪さと胃もたれで、完全にお酒の飲み過ぎだと思っていたので、驚きではありますが、大事にしたいと思います。と言いながら、コロナに感染してしまっているので、自分を責めたのはいうまでもありません。

4つ目は私の住む地域で44度の記録が出ました。7月の17日とか18日とか、一般家庭にクーラーの概念がないので、かろうじてある扇風機を起動させるも、ただの熱風が回って出てくるだけなので、日本とは違う暑さに苦しめられました。今日は31度みたいですね。うん、確かに暑いのです。今日は湿気がないから、過ごしやすいのですが、この前は日本にいるんじゃないかと思うくらい湿気と暑さで懐かしささえ感じました。

5つ目はうちに子猫が来そうだったのですが、お互い泊まりのシフトの仕事なので、子猫がかわいそうということになり断念しました。

最後6つ目です。あの不満だらけのオットの家を離れてからというもの、あまり義両親との関わりを持たずにいたのですが、義母も息子に子どもができると知ると、嫁との関係も良くしたいと思うのでしょうか。お出かけのお声がけをいただき、アフタヌーンティーに行ってきましたよ。義母もコロナに感染したようで、陰性の結果が出たからと予定を変更せずに外出が決行しました。明らかに疲れてるし、体力回復していないのに、外出するもんだから、こっちが気を使って、自宅に着いた時には、凄まじい疲労感が自分を襲うことになるとは思いもよりませんでした。ご本人は楽しかったみたいです。

こちらのアフタヌーンティーは季節ごとにテーマが違うようで、今回はオズの魔法使いがテーマだったようです

室内の入り口ですね
チラシのようなメニュー表(裏側に何がくるか書いてありました)


♪「サムデーイ オーバーザ レインボー」ですね 笑

と思ったら、サムウェアー オーバーザレインボーだ。。入り口の飾りで初めて知った 笑

ほら、赤い靴のかかとを確か3回鳴らすとお家に帰れるってお話だったような

楽しいお茶会でしたとお話を終えたかったのですが、実は。。予約した席に案内されたら「記念日おめでとうございます」と言われ、お祝いカードをいただいたんですね。何のことかよくわからず、まぁいいっかーって思って「ありがとうございます」なんて返したら、義母が、「何かの記念日って言っていたけれど、きっと私たちのことレズビアンカップルと間違えていると思うわ」とのこと。え?記念日と同性の組み合わせってそうなるの?と思いながらモヤモヤしていたんです。

そして届けられた上記の写真のお菓子たち。運んでくれたジェントルマンのおじさまが「記念日おめでとうございます。お誕生日なんですね。こちらは私たちからチョコレートブラウニーのケーキです」と、私たちのどちらかが誕生日でレズビアンカップルがおしゃれなアフタヌーンティーに来たという設定になっていたようです。

そこで、いやいや誕生日ではなくて、まぁ久しぶりに義母とのお出かけだったし、記念日と称してもいいかなと思って、軽く受け取っていたけれど、さすがに誕生日ではないなぁと思い、「多分席を間違えられているか相手を間違えています」と伝えたら、おじ様のあまりにも動揺した顔と共に、みるみる体が小さくなるようなのが目に見えてわかるほどの深い謝罪をして席を離れていきました。誕生日チョコレートブラウニーはそのまま置いておいてくれましたけど、カードは引き下げてくれまして。

その後、席に案内してくれた女性が再び現れて、また謝罪をしてくれたんです。でもね、そこですごいモヤッと来たのが、「連日、ご結婚のお祝いですとか、お誕生日のお祝いですとかカップルのお祝い事が多くて、てっきりー。私ったら脳が少し疲れているのかしらー。どうして間違えたのかしら。本当に大変失礼しました」ってな理由をつけてくるわけですよ。

別に相手からどう思われてもいいですけれど、その理由が明らかに「あなたたちレズカップルだと思ったわ。失礼しましたー」っていうニュアンスなわけですよ。私たちレズビアンじゃなくて義理の親子同士ですって先に言ってないじゃんよって。なんだか私は気分がよくありませんでした。どんな人生歩んでたっていいと思うんですよ。私たち何も不快に思っていないし、他に誕生日の人がいて、予約してたんだからただ訂正しただけなのに、って。

そこのアフタヌーンティーは以前に日本の友人に連れて行ってもらった時にとっても素敵な対応をしてくれたので、また行きたいって思って来たのに、義母が注文の時にベジタリアンですと伝えても堂々とお肉たっぷりソーセージロールがお皿乗っていたのも、悲しかったなー。ま、私が2個食べたのですけどね

ということで、日々ブログを更新されている方をあらためて尊敬しながら、ムラコも短くてもいいから、ブログを書いていきたいなって思いました。これからもよろしくお願いしますっ!