muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

バイト先での驚いた話

アルバイト先の住居者さんのお家には2匹の猫がおります。

名前は、「ヘンリー」と「ルバーブ

ヘンリーは王子の名前で馴染みがありますし、ルバーブもかなり馴染みのある植物です。




実は過去形になってしまうのが、1匹はどうしても救うことができない状況になり、獣医さんに楽にしていただきました。


それは2ヶ月くらい前だったかな。当時夜勤に入っていたスタッフさんが朝キッチンに行くと、あまりにもひどい状況でルバーブ君が倒れていたようです。
急いで獣医さんに連れて行くも、すでに手遅れの状態。

なんと、信じ難いのですがどこかで毒入りの何かを食べたようです。
イギリスにも治安の良い悪いというエリアがあるのですが、住居者さんのエリアは家の価値も高いし、老後は最高の平家の一軒家が多いエリアです。

私は後からお話を聞いただけなので、次のシフトに入ったときにはルバーブ君の存在は夢のように跡形もありませんでした。

そんなルバーブ君との再会を実現することができました。

昨日の朝、シフトに入ったムラコは住居者さんにお友達が送ってくれたご本人の写真を見せてもらいました。

ご本人も嬉しそうでしたし、それだったら写真たてにでも入れようと思って辺りを見渡すと、写真立てが小物入れみたいな形をしている素敵な形の写真立てがありました。


そこで、住居者さんに「こちらにお写真いれたらどうですか」

なーんて、ニコニコしながら手に取った小物入れの写真立て。

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私は、とても興味が湧いてしまったんですよね。

その小物入れに

そして、小物入れを開けたところ、ルバーブ君の遺灰が入っておりました。

暖炉の近くに、そっと置いてあるし、スタッフさんも何も言わなかったから、心の準備もなく開けてしまいました。

実は正直、あまりに変わり果てたお姿に言葉を失ったのですが、

どんな形でも再会できたことに感謝しようと思いました。

さよならを家えずに家を去ったと思ったルバーブ君は実はずっと家にいたという守り猫ちゃんだったんですねー。

こちらはヘンリー君。ルバーブ君と歳が近かったみたいで、仲良しでした。

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