muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

介護の世界は奥が深い

今日は昨日の運転練習もあってか無事に職場に1人でつくことができました。

私は初めて介護の仕事にお世話になっていますが、日本にいたときにハローワークのお陰で約半年の間、福祉専門学校に通わせていただいておりました。

muracoukdays.hatenablog.com


そこで学んだ知識が8年経った今、とても役に立っていること実感しながらお仕事をしています。

そして、現場で一緒にお仕事している方々ともお話をするのですが、イギリス(英国)での介護の仕事も様々な環境があるそうです。

ケアホーム、病院、特別施設やデイケアセンターなどのようです。私が勤めている場所はまた別なのですが、イギリスの方々は介護職にあまり就きたがらないようです。

一緒にお仕事している方に聞いたところ、ご本人は18歳の時から30歳を越える今も介護職としてお仕事をされているようです。
その方がお話しされていたのは、前職で一番長く働いたイギリス人は自分1人であって気付いたら外国からきた方々と一緒に働いていたようです。

そして、介護職に対するイメージも「低賃金」「粗悪な職場環境」という問題もあるようです。それもそれぞれの組織によるようですけれど。

私はご縁があって右も左も分からない私ような初心者に対しても、e-learningやマネージャーさんと個別面談や現場での実施試験のようなことをしていただいて、少しずつ自信と責任を感じさせていただいております。

今週の水曜日から清拭と排泄の全介助をリード側(主にする側)のデビューをしたのですが、

介護はね、奥が深いですよ。

昨日まで肌の状態も普段通りだったのに、今朝の清拭で赤い斑点が見つかったり。数日前まではニコニコしていたのに、今日はとても疲れていてずっと目を閉じていたり。

排泄介助については、私がケアしている方はご自身で食事が取れず、咀嚼機能も弱いことから、トロミをつけたお食事を私たちが全介助しています。


とろみ - Wikipedia


排泄の全介助だって、最初はどんな気持ちで自分が向き合うのかなって思ったんです。

だけど、学校に行かせてもらっていたこともあると思いますが、

思ったよりも拒否反応が少なかったと感じています。

それは、渡英して初めておむつ交換したのが夫の友人のお子さん(当時4ヶ月)だったからもあるからかもしれません。

オムツを交換する=排泄物を排除する=本人の気分スッキリを手伝う

と私が理解したからかもしれません。

後は義理ママも日本にいる妹も看護師なので、何か疑問や不安に思っても現場経験を聞けるからかもしれません。
そして、食事の全介助も私を含めスタッフで行っているので

何を食べたのか知っている=匂いはきついけど食べたものが分かっている=排泄物の中でもシンプルなもので構成されている

という考え方ができたようです。

ネガティブな気持ちになろうと思えばいくらでもできるけど、ポジティブに考えたら新しい発見があったりもするんだなぁと感じています。

いつも同じような気持ちでいられるのかは、これからの自分に聞いていこうと思います(笑)

ただ、現在COVID-19(コロナ)の影響でスタッフの方々がお休みをしなくてはならなかったりして、かなり厳しい人員で夜勤の仕事に入っているスタッさん達がいるということです。

2人で1週間を交代で夜勤に入るという現状が1ヶ月以上続いており、スタッフさんの中では自分の家にいても仕事にいる気分でなかなか眠りにつけずに、翌日の仕事を迎えるという状況があることです。


まだ私は夜勤に入れるほどではありませんが、介護の世界というのはたくさんの方々の業務という義務以外にスタッフ同士での支え合いという気持ちが大事なんだなと感じた日でした。

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今日の飼猫walter(ウォルター)君

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