この前のホットな話が冷めないうちに書きたいと思います。
私と夫の間には毎年お互いの家族にクリスマスプレゼントを送ろうという話になっています。
イギリスにはお中元やお歳暮といった行事に親しみがないようで、それならクリスマスとお誕生日はお互いの家族にプレゼントを送ろう!と決めました。
お誕生日はスキップすることはあるけれど、クリスマスプレゼントは必ず送り合います。
そのプレゼントの用意の仕方が効率的といえば効率的で、予算とプレゼントのアイデアの大枠が決まったら、後は自分達でプレゼントを決めて注文します。
離れて暮らしていた期間も長いので、自国のことは自国でやる方法の方が身動きもしやすいのです。
それに予算オーバーだとしても欲しけりゃ、自分のお財布内で決めて注文できるので、予算以下にならなければいいよねって感じです。
ただ、私のイギリス家族の事しか分かりませんが、英国(イギリス)ではプレゼントを1人に対して何個か用意するんです。メインのプレゼントの他に、funny one(ファニーワン)と言って、冗談目的で用意するプレゼントもあります。それを考えるには、私はまだまだアイデア不足だったりします。
プレゼントといえば、日本はギフトラッピングが美しいですよね。
こちらでは、商品を購入したら、ラッピング用紙を自分で用意して、自分達で包装します。
たぶん、包装サービスあるお店もあるはず。
日本のお店に行った時やオンライン注文した時の美しい包装に改めて尊敬しています。
今年の日本家族へ送るクリスマスプレゼントは
父はチシャ猫が好きなので、「チシャ猫グッズ」
母はジムにハマっているので「スポーツレギンス」
妹夫婦にはネットフリックスを楽しんでもらおうと「グーグルクロームキャスト」
を注文しました。
ただし、注文した物はオンライン注文なので、商品がそのまま届くこともあり、注文していない商品が届いてはびっくりするだろうと
私「クリスマスプレゼント送ったから、受け取ってねー!」
と伝えました。
数日後、
早朝に携帯電話が連続で振動して目が覚めました。
何かあったのかな…
と思って携帯を手に取ると妹と家族が連続してやり取りしていました。
妹「詐欺の品物が届いたの。」
え、詐欺?妹が被害者になってる!
妹「しかも送り状に、ご丁寧に私たち家族全員の名前が書いてあるの。開けずにこのまま返送する。みんなも気をつけてね!」
父「なんの小包だ?絶対開けないほうがいいぞ」
妹「品物はグーグルクロームキャストだって。私の携帯電話が書いてあるから、私のなにかから個人情報が漏れたみたい。こわ。」
ん?グーグルクロームキャスト?
私が送ったサプライズのクリスマスプレゼントと一緒だ。
妹から写真が送られてきて、送り状をよく見ると、確かに「ご依頼主」には会社名しか記載されておらず、個人名は一切記載がありませんでした。
やだ。私と同じものを注文した詐欺なのかしら・・・・。
イギリス(英国)は早朝と書きましたが、日本との時差は9時間なのです。と言う事は日本ではイギリス(英国)と同日であっても既に夜の話。
これは私も何か関係があるのかもしれない!どうしよう!
と頭の中でいろんなことが駆け巡りながら、家族のやり取りを読み進めていくと、
妹「さっき、会社に連絡したら、おねーちゃんからの、クリスマスプレゼントでした!」
のメッセージ。
ヤバー!ドキドキしたー!よかったぁぁー!(涙)
もしかしたら、私が注文した時に何かの手違いで依頼主に私の名前が入らないように選択してしまったようです。
思いもよらないサプライズが、いろんな意味でサプライズになっておりました。
無事に届いて良かったー!
安心したのと同時に目も覚めたところで、Facebookを開いて友達の投稿に目を通していたところ、
「先日、カード会社から電話があり・・・アカウントを乗っ取られたよう…」
と書かれていました。そしてその時間がなんとほんの8時間前。
と言う事は、妹から連絡がきた同じ日に書かれた投稿でして。
おおおお!
身近で起きている!被害に遭っている方がいる!
妹が詐欺の品物だと思ったのは私のサプライズブレゼントだったのですが、妹のメッセージで逆にサプライズさせてもらった私でした。
お友達の投稿ではパスワードも簡単なものではなく設定していたようです。それでも被害に遭ってしまうだなんて(涙)
アカウントのパスワードは定期的に更新したほうがいいんだなーってことを改めて教えてもらったホットな話でした。
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