muraco(ムラコ)の英国(UK)ディズ

妹に「姉ちゃん生きてるだけでネタになるよ」と励まされているムラコ日記です。

通じる英語(俗語)があるっていうこと

今も英語を話すことに自信はありませんが、それとは別で、通じる英語(俗語)と通じないものがあるのがあるのをこの2年弱で知りました。

私はアメリカやカナダの発音をよく耳にしていたので、30歳過ぎてからイギリス英語とアメリカ英語の違いに気づいたり、オーストラリア、シンガポールにもそれぞれ独特の訛りがあるのも知りました。シンガポールの英語をシングリッシュって言ったりするとか。それまでは英語って全世界共通だと思ってました(笑)

オットが映画やらドラマを見て、「この人はアメリカ人だと思う?イギリス人だと思う?」という下らない質問をしてくるのですが、聞いてくる時は大体イギリス人が多いので、正解率は90%なんですけれど、英語を母語とする人たちには瞬時にわかるようです。私たちで言う、方言とはまた違うようですね。

イギリスに来て、使いたくないけれど使わないと通じない「通じる英語」っていうのがあります。通じる英語って言い方が変なのかもしれないのですが、皆さん「Cappa」って分かりますか?「カッパ」って言います。

「河童」ではなくて、「カッ」に少し力入れて「ッパ」が弱めに発音する感じですね。

メモでも書くし、もちろん言葉でも話すのですが、「cup of tea」「一杯の紅茶」っていう意味です。私の介護先のジー様に紅茶を作ってキッチンに置いておいて「紅茶がキッチンにあるよ」「you have a cup of tea in the kitchen」というと「え?」って聞き返されるんですよ。耳が遠いのもあるんですが、大体聞こえないふりするのも得意な人なので、どっちかわからないのですが、私は紅茶があることを伝えたい。そこで

「「台所にカッパがあるよ」「You have a cappa in the kitchen」と伝えると、機敏な態度で紅茶を取りに行くんです(笑)

あとまだ理解できないのが、紅茶のティーバックのメーカーをどれ使ってるかでステイタスみたいの出す感じ。分からん。

大体よく一般家庭で使われているのが「ヨークシャーティー」です。こちらはファミリーパック。フレーバーもあって、ビスケット風味とか、いろいろありますが、まぁ大体このヨークシャーティーですね。

www.yorkshiretea.co.uk

あとは、Tetlyです。どう読むか分かりませんが、こちらはイギリスに長くいた日本のお友達からお土産リクエスト頂いたことがあります。

www.tetley.com

最近はホルモンバランスの変化か豆乳を好んで飲むようになりました。以前の私は飲むと吐き気がするくらい苦手だったのに、ホルモンってすごいですね。デカフェ紅茶はTetlyで見つけたので私は最近そちらを飲んでいます。

現地に来たら、使いたくなくても使わないと通じない俗語があると知ったムラコでした。

ちょっと感動。きちんとした仕事態度をイギリスで見れたこと

変な題名になってしまいましたが、イギリスに来て思うのは、真面目に仕事してる人たちっているんか?って思うことが多くあるんです。少なくても私の住むこの地域では真面目に仕事に取り組んでる人目にしたことありません。

薬局に住居者さんの薬を取りに行って、質問すると「私は土日しかここで働いていないので、詳しいことは分かりません
」と言われる。薬剤師が用意した薬の数が間違っている時がある。店は開店時間はしっかり守るのに、閉店時間はお客を追い出すようにせきたてて閉店を促す。

通販で注文した品物は届く日に届かず、不在の場合は玄関の前に置かれるか、隣の家が在宅なら隣の家に預ける。

時刻表で予定されていた電車が直前でキャンセルされる。

住居者さんの家にメンテナンスに来ると言って火曜日にくるというだけで何時に来るのか。何日の火曜日に来るのか説明しない。

取り上げればいくらでも出てくる「やる気あんの?」「仕事に対する責任感ってある?」がいくらでも出てくるのですが、なんと今回きちんと仕事してる人を目の前で見ることができました。

これもやっと実行された話ではあるのですが、約6ヶ月前に話が出ていた住居者さんの家のお風呂場改装計画。やっと業者さんが来てれました。お一人で工事されるようです。

広さとしては何畳くらいだろう。5畳もないかもしれないですね。

ご覧ください。この丁寧な対応。

こちらの方はポルトガルの方で、35年間このお仕事をされていて、イギリスには18年いるようです。毎回訪れるお家ではその日の行程が終わる度に毎回モップで床を拭いたり、掃除機をかけて帰るそうです。日本の文化だったら、それを当たり前とか、相手のこと思えば自然とできることだと思うのですが。それも人によるのかな。。

イギリス生まれのイギリス育ちではないけれど(苦笑)現地でもきちんと仕事している人に出会えたことに嬉しさを感じたムラコでした。(笑)

銀行のオープン時間が支店によって違うってなんつーこっちゃ

銀行で紙幣を交換するはずだったのに、オット、ここに生まれて何年経ってるんでしょうか。銀行の営業時間知らなかったんです。

だからオットって頼りにならんのですよ。銀行って15時までの営業時間なのに、17時までだと思っていたという始末。他の視点だったら17時まで開いてるとこともあるけれど、ここから遠いとのこと。

呆れて怒りにすらなりませんでした。
だから紙幣が交換できませんせんでした。
muracoukdays.hatenablog.com

銀行のお話とは別で、昨日は英語のレベルチェックに語学学校へ行ってきました。実は英語のレッスンを無料で受けることができるというありがたいお話。それは英語の先生を目指している人の練習として自分が生徒としてレッスンを無料で受けることができるというもの。なので、私たちは実習の対象ということで無料なのです。

いくつになっても、新しいことへのチャレンジって緊張しますよね。学校についてスピーキングのテストかと思いきや、文法のテストでした。「正しいものに○しなさい」ってやつです。いやぁ、大学受験を思い出しました。「Most of people」か「Most people」かとか。「weather」か「The weather」かとか。

40問の設問があって、A4サイズの紙の面が文法。裏が文書になっていました。

結果、半分しか正解じゃなかった。一度見直して変えた部分が実は最初の選択で合っていたなどがあって、「はぁ。よくやるんだよなぁ」と思ったところでした。

10月からレッスンを受けることができるようです。

在宅ワークのあれからですが、あのストレスのある在宅ワークのなんとも言えない即日契約終了から半月が経ちました。今は日本にいる方からもっと気軽な感じでお仕事をいただくことができました。

収入はもちろん以前の在宅ワークとは比べものになりませんが、私が感じているのは、作業に対して何が正しく動いていて、どこを修正するかが分かる。誰かのために役に立つことができていると実感できる仕事であることです。それにお返事もきちんと返してくれます。そして、以前の在宅ワークは時給だったのですが、一般的な在宅ワークって出来高制で、しかもみんな複数の在宅ワークを掛け持ちして仕事しているということが今回わかりました。そう考えると、以前の在宅ワークってかなり待遇良かったのかもということも気づくことができました。それも人生勉強ですね。

イギリスに来て、今までのキャリアを磨くなら断然ロンドンなどの都市部に行った方が給与もいいし、自分ももっと違う感覚を持って生活しているのでしょう。だけど地方に住んで、制限がかかった中で自分には何ができるのかを考えるには、たとえ地元の仕事が今は自分のキャリアと違ったとしても、たとえ在宅ワークの仕事が今までのキャリアと違ったとしても、「生きる力」をつけている気がします。

前職の上司が言っていた言葉が今も思い出されます。私の周りの方々は行動的な方が多くて、自分のやりたいことを実現して、講演会などを開催することができるくらいの方もいます。そう言った話になった時に上司が言っていたのが、「こうしてやりたいことをやって、活躍している人って、過去の自分のキャリアや役職などにこだわらずに、どんなことも経験していく人たちなんだろうな」って。

そういう人たちってイキイキしていますよね。なんか楽しそうなの。人生も。そこには、きっと今までのキャリアにこだわりなく、やりたいことをやってきたからなんだなって。

私もそうやって生きていけるように、もう少し自分のことをポジティブにもっといろんなことを楽しんで考えてみようって思い始めました。

イギリスの紙幣が使えなくなるみたい。9月30日までに銀行へ行かなきゃ!

イギリスの紙幣は今はプラスチックになっていて、日本のように素材が紙ではないんですね。でも以前は紙だったので、今も紙のポンドを持っている人がいます。

私も機会があって、紙の50ポンドを持っているのですが、なんだか貴重な感じがして日本円のように大事に取っておいても価値があると思っていました。

それがなんと、2022年の9月30日で無効になるんですって。

www.bankofengland.co.uk


えー。なんか特別感があって、手元に取っておきたかったけど、50パウンドって意外と大きな額なので、20パウンドくらいなら、思い出にもできたのですが、オットからも50パウンドが9月以降になんの価値もなくなるのは20パウンドなら分かるけどの意見にも納得したムラコでした。

記念に写真撮ろうと、諭吉氏とエリザベスさんの2ショット表面

裏は、なんだか有名そうな方が二人とパチリ

文化の違いかな。小銭なら分かるけど、紙幣をポッケに入れたまま洗濯とかほとんどしないし、酔って川に落ちる人もいるかもしれないけど、紙幣が溶けるほどでもないし、なぜイギリスが今のプラスチックのお金になったのか、調べてませんが、日本にもいつかプラスチックになる日が来るのかな。

明日銀行に行って、こちらの50パウンドさんとはさよならです。そしてこちらは多分、私の次回の配偶者ビザの資金の一部になるか、10月からロシア、ウクライナの影響で高騰する光熱費の一部になるのか、出産費用の一部になるのか。

いずれにしても、私を救ってくれるものに変身することになります。

現在、迷路に迷い中

最後の投稿から1週間ちょい経ってしまいました。特に何していたわけでもないのですが、なんだかひたすら空いた所に何か埋めなくてはという心境に駆られております。

自分の時間ができたことで日本にいるお友達やウェールズにいるお友達とそれぞれ3時間の電話したりして、有意義に過ごしていました。

それとは別で、自分はもっと何かできるんじゃないかって思って、何かせずにはいられない。ということで、在宅ワークの仕事探しは相変わらず進めていました。ただ、自分に合った仕事なのか、相手の求めている人材なのかって、まずは自分から行動してみて先方のお返事待ちって感じです。

自分の存在価値を自分で認識したいから、何か生産性のあることがしたい。それがお金につながって生活につながることがしたい。今まではそんなこと思ったことなかったんですけど、介護の仕事以外に自分のやれることが欲しいんだと思います。それで自分の存在価値や生産価値を感じたい。

私は占いとか結構好きなのですが、私は8月9月が停滞期なのです。何をしても上手くいかないというか、努力してもそれが報われにくい期間だそうです。
良く言うと「種まき期間」です。今はコツコツと準備にいそしむ期間。

小さなことも上手くいかないと、「はぁ」って思ってしまう。どうにか自分の気持ちを上げたい。

小さなことでも上手くいかなくてショックだったのが、豚の生姜焼きを食べたくて1時間準備して作ったものがとてつもなくまずかった。生姜焼きじゃない。変なものができた。

高いお金出して買ったプロジェクターが、音が出なくなってしまった。
お気に入りのパン屋さんで買った、パンを焼いたら、丸焦げになってしまった。

きっと自分の気持ちがそんなに曇り空でなければ、どんなことも笑ったり、気にしないでいたりできるのかもな。

今の自分が喜ぶこと、探してみよー。

終わるものがあると始まるものがある

8月15日の終戦記念日と共に私のストレスの戦いが終わったことについてお話ししました。

muracoukdays.hatenablog.com

あれから数日経ちましたが、どことなくモヤモヤするところがあったので、なんでかなって考えている日々ではあります。そこでなんでかなって思ったことを思いつきベースで書き出してみると

「契約終了は1週間前に通達することがほとんどとエージェントから聞いていたけれど、雇用先からは即日契約終了と言われたこと(業務の引き継ぎや一応一緒に仕事していた人への挨拶とかそういうのする時間すらくれないんだと思った。)」「イギリスの地方に住んでいて、在宅ワークはイギリスのエージェントを通すことで福利厚生や雇用体系が整っているのだと思っていたけれど、契約終了も勤務時間の交渉も全て自分でやっていたこと」「エージェントを通して人件費を支払う雇用主からは私が高い給与を望んでそうしていると言われたが、そもそもイギリスに居住していて、イギリスのエージェントを経由して求人を出していたのはそっちなのに、どうして日本に雇用形態を移籍しなくてはならないのかということ(有給なんて存在しない。もし移籍したら)」「チームワークを重んじようと業務以外にも私の住んでいる地域の話や話してもいいくらいの個人の身の上話などをして人間関係の距離を縮めようとしても、相手には1年5ヶ月の間何も響いていなかったんだということ」

きっと思い出せばまだまだ出てくると思うのですが、私が今回自分の中で再確認したのは「人を大切にする人と働くこと。同じ目標を目指す時に関係する人々とは色んなことを共に分かり合い協力していくこと。感謝することが私の大事にする軸なんだ」ということです。

確かに、そもそも仕事をもらう時の面接ですら電話でしたから、雇用主とは直接会ったことも顔すら見たこともないんです。気分のいい時は、なんだか人のこと思っているようなメッセージが来ますが、途端に自分の機嫌や状況が悪くなると、その感情を全てぶつけてくる。私が社会人として働いてきて、こういうタイプの方は初めてでした。それでも会社の代表として名前を出して従業員2人と本人の1人で経営を成り立たせているのですから、世の中わかりませんね。

ありがたいことに、エージェントの担当者の方は私と考えが近い方のようで、契約終了のメールをもらったと連絡を入れたら、電話をくれました。お話も聞いてくれました。私は、もっとエージェントを通して勤務できていたら、エージェントにも貢献できたのに、契約終了して企業の利益減らして申し訳なかったとお伝えしました。タイムシートを担当している他の担当者の方からは、円安の影響が大きいかもともコメントいただきました。(それは納得かなぁと。雇用主からのメールはどんな文章を入れてきてもどうしても金額が高いという気持ちを強く感じましたから)

エージェントの担当者の方は、私の体をねぎらってくださり、「出産後には写真を送ってくださいね。出産とは人生で大きなイベントであり、とても尊いものです」ともお話しくださりました。業務を越えた人の繋がりってこうやってしていくものだと私も今までの社会人経験からそう思っていたので、私がお世話になったエージェントさんにはご縁と感謝を感じています。元雇用主へもお金いただいていたから、感謝していますよ。もちろん。ただ、経営者としての私が素敵だと思うようなセンスはお持ちでなかったというだけです。


私は祖父母も両親も自営業なので、一応商売人の子なんですね。商売人として大事にしていることを祖父母も両親も意識なく、話していと思うのですが、それが私の仕事に対する思いに強く関わっていると思います。「人には感謝すること」「見返りを求めるのではなくて、奉仕すること」「自分のやってきたことを必ず見てくれている人がいること」「目先のお金のことを考えずに人の繋がりを大事にすること」などなど。

前置き長くなりましたが、題名にある「終わるものがあると始まるものがある」というのは、私はまた人生で初めての経験をしているんです。

ぶっちゃけ、イギリスで在宅ワークの案件をエージェントからもらえるのはゼロに等しく、今回、契約終了しても新しい案件をいただくことはできませんでした。(イギリスの派遣エージェントを使えば違うかもしれないけれど、そんな会社あるか調べてなくて。)前から他に仕事ないかは聞いていたけれど、ないんですよね。そこで、それなら日本に在籍している日本企業から在宅ワークの求人を申請してみようと思ったんです。そうすると、なんとまぁ。在宅ワークって様々な形態や企業があって、世の中色んな形でお仕事している方たくさんいらっしゃるんですよ。

zaitakushigoto.com

こちらのサイト、私にはとてもお勉強になります。あとは海外在住の方で、就労ビザがないけれど海外にいる駐在妻や夫、学生さんなど。そうか、海外に住んでいても就労ビザがなけりゃ働けないのか!だから在宅ワークで働いている方々いる!

1つの案件で仕事が終了するものもあれば、自分の成果が認められれば継続依頼ももらえるようです。スキルによって収入はそりゃ変わってきますが、私が思っていた在宅ワークはとてもハードルが高いというか、もっと遠い存在だと思っていましたが、仕事によっては携帯電話(スマホと言われるもの)でお仕事できるものもあるようです。

今は、どんなお仕事があるか求人を見ているだけで楽しい。自分が今まで経験していた世界はまだまだ狭くて、世の中はもっと色んなことが起きているんだと改めて気付かせてもらいました。

今回の生活の安定として収入があった在宅ワークは終了したけれど、新たな生活の糧となるものを探すことで世界を知ることができているのは、こりゃまた自分の人生の新しい領域が広がった気がします。

久しぶりに行ったコスタコーヒー

何かが終了すること

イギリスは今日が8月15日です。

終戦記念日ですね。実はその日に私もある意味で戦いが終了しました。

前からちょいちょい出てきたストレスあるけどお仕事あるのがありがたい在宅ワークのお仕事の契約が本日終了確定しました。私自身、契約を終了するという先方からの終了って今まで経験がなく、海外での仕事も派遣の立場で働いたのは今回が初めてだったので、色々人生初が訪れました。

イギリスにオフィスのある派遣会社を経由して頂いたお仕事ではありますが、今回出産前後のお休み(有給など使わない)をお願いできないかと会社の代表に直接連絡を入れました。日本にいる日本人の方も先月引っ越しで1ヶ月お休みされていたので、私も給与の発生しない休みをお願いできるかと連絡を入れたのですが、頂いたお返事は、8月いっぱいで契約を終了するつもりだった。とのことでした。ただ今回私の方からお休みのお願いを連絡入れたので、これをタイミングとして残った作業が終了した時点で契約の終了をするとのお返事でした。

私が連絡入れたから、契約終了を早めたっていうイメージですね(苦笑)

契約終了の理由は、その会社が直接雇用をしている人よりも人件費が高い。その割にパフォーマンスが出ていない。1年前と比べて成果が見えない。とのことでした。人件費のことは前から言われていたんですよ。それで直接雇用の話もでてた。だけど、直接雇用先が日本に席を置くことだったんですね。イギリスにいるのに、日本に席を置くと、税金の支払いとかどうなる?っていう課題も出てくるわけですよ。

それは自分で調べて、人生の学びにしてくれっていう説明でした。

直接雇用をお断りして稼働時間を減らすから派遣会社を経由したいという派遣会社を飛ばさない決断をしたのは、人材派遣に勤めている友人や個人事業主の友人にも話を聞いて出した決断でしたので、私は自分の出した決断に後悔も反省もしていません。むしろ良い判断だったと思っています。

今回の契約終了についてもその2週間くらい前から、いつもは連絡のこない代表から、これができていない、また同じミスをしているとメールをもらっていたので、前兆はあったんですよね。契約終了の理由をつけるために連絡きていたんだと今になればはっきりとその行動の背景が見えます。

不思議なのが、「少しホッとした自分」がいることです。常にできないことばかりを言われ続け、自分なりに改善したとしてもそれが先方の思っているものと合っているのかすらわからない。質問しても返信こない時がある。2回問い合わせても無視された業務がある。アポの確定をしても忘れていたと連絡が来る。アポの確定をしても、その日はできないと返信がくる。

常に辞めたいと思っていたけれど、信頼のある方から「向こうから契約終了のことを言ってくるまで席置いておいた方がいい」というアドバイスをもらったので、続けていました。結果的に続けて良かったって思いました。だって、どこかで、「やっと終わったんだ」って思ってる自分もいるからです。

でもね、不思議なのが、ホッとした自分がいるけれど、不安になる自分もいるんです。なんだかんだ自己価値を福祉の仕事以外にも持っていたからこそ、イギリスでの生活も自分に自信を持っていられたってのがあるんです。在宅ワークをして、パソコンのスキルや交渉力のスキルを継続すること。自分のいる地域以外に自分ができる仕事があること。その環境が今は終わったんだ・・・って気持ち。

あとは収入が減るという心の支えが瞬時になくなったことへの虚無感。今までは自分へのご褒美も家族や友達へのちょっとした気持ちを送るにも、ストレス抱えながらも、仕事が二つあるからという心の余裕があったから。それがなくなるって、なんかポカーンて何かがなくなるかんじでした。

今朝、契約終了のメールを読んで、自分の中だけで消化するのは難しくて、友人にメッセージしたり、家族に話したりして、これが現実に起きていることだと実感していく上で、今度は事務的な処理をしていくだけだという段階でこうしてブログを投稿できていると言うかんじです。

もう、空いている時間を一生懸命探すことも、1時間単位で作業に取り込むために他のことを後回しにすることも、泊まりの仕事明けに家に早く帰ってパソコンへ向かうことも、パソコンを開ける手が重いと感じることもなくなるんですね。その反面、今まで使っていた時間をどうやって過ごそうかっていう不安もあるんですが、この在宅ワークを貰う前もエージェントに登録したり、就活していたわけですから、前に戻るだけなんですよね。

知らないうちに、慣れた生活環境の中に苦痛を感じながらもそれすら慣れていって、変化を怖がるようになっている自分に気づくわけです。チキンになったなと。

でも、何かが終わるってことは何かを始められるってことなんですよね。きっと。今日の今日で動くパワーはちょっとないけれど、在宅ワークの登録をしてみたり、オンライン英会話のレッスンの登録をしてみたり、動かないと始まらないので、動いてみようと思います。